かさ高い脂肪鎖を「鈴木-宮浦型カップリング反応」に適用成功

山口大学大学院創成科学研究科工学系学域化学分野の西形 孝司准教授と東京大学生産技術研究所の砂田 祐輔准教授らのグループは、1つの反応系で「有機金属種」と「ラジカル種」という2つの活性種を使用可能な『ハイブリッド触媒系』を開発し、炭素周りの4つ目の置換基としてアルケニル基を導入することに成功しました。
異なる2つの活性種を安定的に1つの反応系で使用可能にした初めての例です。

本研究成果により、アルケニル基を持つ第四級炭素中心を効率的に合成できるようになります。
将来の高機能な有用物質合成の実用化が期待されます。

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研究詳細について