魚の表皮細胞、車輪構造発見!傷治癒に応用期待

山口大学理学部の岩楯 好昭准教授と沖村 千夏技術補佐員は、基礎生物学研究所の野中 茂紀准教授と谷口 篤史研究員のグループと共同で、魚の傷修復に関わる移動性の表皮細胞の内部に車輪構造があることを発見し、それを回転させることで細胞が移動している様子の観察に成功しました。
生命が車輪を利用して移動することを示した初めての例です!

この発見は、創傷の治癒メカニズムの理解を深めるものであり、創傷の全く新しい治療方法やがん細胞、免疫細胞といった他の移動細胞の移動制御法の開発に発展が期待されます。

※詳しくは、こちらをご覧下さい。
研究詳細について