農学部 市川裕咲さん パテントコンテスト優秀賞受賞!

山口大学農学部生物資源環境科学科1年生の市川裕咲さんが、2019年度パテントコンテスト(君のひらめきを特許権にしよう!)に、アシナガバチの飼育に関連した「ハチ用巣箱」についての発明で応募され、優秀賞を受賞されました。

【発明の概要】
アシナガバチは農作地の害虫を捕食してくれる益虫でもありますが、人が刺された際はアナフィラキシーショックを起こすこともあり飼育の際は注意が必要です。アシナガバチを専食する天敵としてヒメスズメバチがおり、アシナガバチは巣を襲われたとき、巣を放棄してしまうケースもあることが知られています(飼育が困難)。市川さんは、この課題を解決するために、大きさを自由に変えられるハチの出入り口を持ち、安全にアシナガバチの飼育・運搬が可能で、ヒメスズメバチからも保護できる飼育器を発明しました。

パテントコンテスト選考結果
山口大学HP

◆パテントコンテストとは?
文部科学省や特許庁などが主催しているコンテストです。
次世代を担う高校生や大学校生等が自ら考え出した発明について応募し、優秀なものについて優秀賞(特許出願支援対象)として表彰し、実際に特許出願等を支援するものです。
令和2年度パテントコンテスト

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