共同研究成果が肺炎原因菌検出試薬として製品化・販売開始

山口大学と岐阜大学、（株）カイノスとの共同研究成果に基づき、肺炎原因菌5種の遺伝子検出試薬を製品化・販売開始

山口大学大学院医学系研究科白井睦訓教授の研究成果を用いて、山口ティー・エル・オーにて独立行政法人新エネルギー・産業技術総合開発機構（ＮＥＤＯ：現国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構）の大学発事業創出実用化研究開発事業（ＭＦ事業）に申請し採択され、山口大学（白井睦訓教授）と岐阜大学（江崎孝行教授）、実用化事業者である株式会社カイノスにより、平成20年4月から平成23年3月までの3年間実施された共同研究の成果によるものです。
このたび株式会社カイノスにて製品化し、3月18日より販売開始されることになりましたのでお知らせいたします。

  【製品名】スイフトジーン肺炎マルチ5「カイノス」品番：GP-8100 <抽出・増幅試薬>
  【製品名】スイフトジーン肺炎マルチ5「カイノス」品番：GP-8200 <検出試薬>

本製品は喀痰から抽出した肺炎原因菌の核酸（ＲＮＡ）をＮＡＳＢＡ法により増殖し、核酸クロマトグラフィーで簡易検出する試薬です。一度に市中肺炎の主な原因菌である肺炎球菌・インフルエンザ菌・マイコプラズマ・レジオネラ・クラミジアの5種を同時に検出可能です。

※詳しくは、プレスリリース用資料をご覧下さい。
Press Release(PDF:300KB)

【お問い合わせ先】

有限会社山口ティー・エル・オー　
山口県宇部市常盤台2丁目16-1　山口大学大学研究推進機構内
ＴＥＬ：０８３６－２２－９７６８
ＦＡＸ：０８３６－２２－９７７１
E-mail:tlojim@crc.yamaguchi-u.ac.jp